「東京新聞杯・G3」(8日、東京)
トロヴァトーレは昨年4月のダービー卿CTで重賞初制覇。その後は、安田記念17着、ダート2戦を経て、年明けの京都金杯へ。後方待機から直線では外を鋭く伸びて4着。メンバー最速の上がり3F33秒2の末脚を繰り出して勝ち馬に0秒2差まで迫った。鹿戸師は「ハンデが重くて(トップハンデの58・5キロ)行き脚が鈍かったけど、いい脚を使って最後まで伸びていた」と評価する。
前走後はNF天栄に短期放牧へ。先月22日に帰厩し、順調に調整が続けられてきた。28日の1週前追い切りは美浦Wで
サトノラポール(4歳1勝クラス)と併せて、5F67秒8-38秒3-11秒9(強め)をマーク。半馬身遅れたものの「多少モタモタしたけど、いつも通り。今週には整うでしょう」とトレーナーは順調な調整過程をアピールする。前走はキャリア最高体重の510キロだったが、太りやすい体質を考慮してプール調教も併用しており、冬場とはいえ太めを心配する必要はないだろう。
2走前のペルセウスSでは3着とダート適性を感じさせていたが、鹿戸師は「折り合いひとつ。折り合いさえつけば、ダートも芝も大丈夫」と好走のカギは折り合いと強調する。「東京のマイル戦は向くと思うし、前に馬を置いて壁をつくれば力を出せると思う。乗り慣れたルメールさんだから大丈夫でしょう」と名手の手腕に託す構えだ。