8日、東京競馬場で行われた第13回武蔵野S(3歳上、GIII・ダート1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の5番人気
キクノサリーレ(牡3、栗東・吉田直弘厩舎)が、先団追走からゴール前で抜け出し、外から差を詰めた4番人気
サンライズバッカスを3/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。圧倒的1番人気(単勝1.6倍)の
ユビキタスは2番手追走から一旦先頭に立つもさらにクビ差の3着。2番人気
カネヒキリは9着に敗れた。
勝った
キクノサリーレは、父ジェイドロバリー、母ガイアローマン(その父ブレイヴェストローマン)という血統。昨年11月に東京でデビューし、7戦目となった今年5月の未勝利戦(中京・ダート1700m)で初勝利。7月の3歳上500万下(小倉・ダート1700m)で2勝目を挙げると、平尾台特別(1000万下、小倉・ダート1700m)、ながつきS(1600万下、中山・ダート1800m)と連勝し、今回が4連勝での重賞初制覇となった。通算成績12戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の後藤浩輝騎手は
エアシェイディで制したAJCC(GII)以来となる今年のJRA重賞2勝目で、通算43勝目。管理する吉田直弘調教師は昨年の開業以来初のJRA重賞制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。