内から抜け出したレーベンスティール(左)=撮影・持木克友
「中山記念・G2」(1日、中山)
“G2の鬼”が強さをまざまざと見せつけた。3番人気
レーベンスティールがインから鋭く抜け出し、重賞5勝目をマーク。
ゴールドシップ以来、史上2頭目の4年連続G2勝利を決めた。
道中は好位のインを確保し、折り合いも万全。23年ラジオNIKKEI杯以来のコンビとなった戸崎圭は「前めの2列目でレースできれば一番いいと思っていました。昔より乗りやすくなっていましたね。道があいてから速い脚で抜け出してくれた」と、相棒の成長と切れ味をたたえた。
田中博師も「ジョッキーが完璧に乗ってくれました」と笑顔。前走のマイルCS(12着)はレース前にイレ込んで消耗したが、今回は立て直しが実り「イレ込みは年齢を重ねても変わるものではないが、競馬の走りだけでも落ち着いてくれれば。きょうはその部分で少し向上が見られた。これなら距離も持つと思います」と手応えを示した。
次走については明言を避けたが、視線はおのずと上のステージへ向く。鞍上は「あとはG1というところまで来たので、そこでもいい走りを見せてくれれば」と期待を寄せる。指揮官も「間違いなくもう一個上の舞台、G1に行かないといけない馬。そこで好勝負できる素質の高い子です。今年6歳になりましたが、まだまだ衰えはありませんし、G1の舞台で勝てる馬にしなければ」と断言した。“鬼”の次なる獲物は、最高峰のタイトルしかない。