「弥生賞ディープ記念・G2」(8日、中山)
牡馬クラシック1冠目の最重要
トライアル。主役を張るのは東スポ杯2歳Sを制した
パントルナイーフだ。キャリア3戦で上がりは全てメンバー2位以内という切れ者。3連勝で今季初戦をクリアすれば、一気に1冠目の頂が見えてくる。
未勝利Vから臨んだ前走の東スポ杯2歳S。
パントルナイーフは非凡な瞬発力を繰り出し、次戦できさらぎ賞を制す
ゾロアストロを頭差で退け重賞初制覇。一躍、クラシックの有力候補として存在感をアピールした。
2走前の未勝利戦ではゲート入りを嫌がって発走再審査になったが、前走で課題をクリア。その後、3カ月半の休養を経て、太田助手は「そういう面(ゲート入り)も含めて精神的に成長しています。できなかったこともできるようになり、着実に力をつけて心身ともに良くなっている。今回間隔をあけ、どれくらいの競馬をしてくれるか」と確かな手応えを感じ取っている。
2月上旬の帰厩から乗り込みを重ね、先月25日の1週前追いでは美浦Wで
ライネリーベ(4歳1勝クラス)と併せ馬を行い、長めから追われて8F112秒0、ラスト1Fは11秒7で併入した。同助手は「少しずつレベルを上げながら乗り込み、このひと追いで下地はできた。この先もっと(体調を)上げていけると思う」と順調ぶりをアピール。さらに「フットワークに重苦しさを残しつつも現状でここまで走れている。本当に良くなるのは先だとは思いますけど…」と、まだ粗削りななかでも結果を出してきた底力に期待する。
一戦ごとに成長を示す素質馬が、3歳初戦でどんな姿を見せてくれるのか。勝てば当然、皐月賞の最有力候補として浮上する。