1日、京都競馬場で行われた第44回京都牝馬S(4歳上牝、GIII・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の6番人気
チェレブリタ(牝4、栗東・荒川義之厩舎)が、後方追走から直線で内を突いて抜け出し、7番人気
レインダンスに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(稍重)。さらにアタマ差の3着には1番人気
ザレマが入った。
勝った
チェレブリタは、父ブラックホーク、母はJRA2勝の
アカプルコ(その父アンバーシャダイ)という血統。07年9月のデビューから2戦目で初勝利。三春駒特別(1000万下)を勝って臨んだ前走の愛知杯(GIII)では14番人気ながら
セラフィックロンプの2着に好走していた。通算成績15戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の武豊騎手は
ウオッカで制した昨年の天皇賞・秋(GI)以来のJRA重賞制覇で通算255勝目。これでデビューから23年連続でのJRA重賞勝ちとなる。また、管理する荒川義之調教師は
オースミグラスワンで制した昨年の新潟大賞典(GIII)以来のJRA重賞2勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。