14日、盛岡競馬場で行われた第14回クラスターC(3歳上、交流GIII・ダート1200m、1着賞金2500万円)は、松岡正海騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍)
バンブーエール(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)が、スタートから先手を奪うと直線に向いてもリードを保ち、2番人気
トーセンブライトの追撃をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分10秒0(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気
メイショウバトラーが入った。
勝った
バンブーエールは、父アフリート、母レインボーウッド(その父Rainbow Quest)という血統。3歳時から06年ジャパンダートダービー(交流GI)2着、ダービー
グランプリ(交流GI)2着などGIで好走。古馬になってからも短距離戦を中心に活躍を見せ、4連勝で昨年のJBCスプリント(交流GI)を制して初のGIタイトルを手にした。今年3月にはドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に出走して4着に好走。帰国後はさきたま杯(交流GIII)2着、プロキオンS(GIII)3着と惜敗が続いていた。通算成績24戦9勝(うち地方6戦2勝、海外1戦0勝、重賞2勝)。
【松岡正海騎手のコメント】
「行く馬がいなかったので行きました。能力のある馬なので59kgでも克服してくれるんじゃないかと思っていました。JBCを連覇したいと思っているので、ここで勝てて良かったです」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。