30日、大井競馬場で行われた第43回東京盃(3歳上、交流GII・ダート1200m、1着賞金3500万円)は、松岡正海騎手騎乗の1番人気
バンブーエール(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)が3番手追走から直線に向いて抜け出し、2番人気スーニに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分11秒3(不良)。さらに4馬身差の3着には3番人気
ヴァンクルタテヤマが入った。
勝った
バンブーエールは、父アフリート、母レインボーウッド(その父Rainbow Quest)という血統。4連勝で昨年のJBCスプリント(交流GI、園田・ダート1400m)を制して初のGIタイトルを手にすると、今年3月にはドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に出走して4着に好走。帰国後3戦目となった前走のクラスターC(交流GIII)で重賞2勝目を挙げており、今回の勝利で国内のダート1200mでは6戦6勝となった。通算成績25戦10勝(うち地方7戦3勝、海外1戦0勝、重賞3勝)。
なお、このレースの優勝馬には11月3日(祝・火)に行われるJBCスプリント(交流GI、名古屋・ダート1400m)への優先出走権が与えられる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。