古馬の頂点を目指す
イコピコが、順調ぶりをアピールした。栗東坂路で
エイシンタイガー(4歳オープン)を相手に併せ馬。4F51.6-37.1-12.1秒の数字を記録し、ステッキに応えてしっかりと駆け抜けた。「走る馬を相手に選んだが、よく動いていたね」と西園師は仕上がりに胸を張る。有馬記念8着以来だが「今回も神戸新聞杯と同じパターンでケイコをしている。距離も菊花賞(4着)を見れば分かる通り、問題ないですよ」と指揮官は自信たっぷり。復帰戦を飾り、本番では菊以上の末脚を発揮する構えだ。
勝負強さが光る。
トウカイトリックは藤田を背に栗東坂路で併せ馬。
テイクエイム(3歳新馬)を追走し、叩き合いで首差先着。4F52.8-38.6-12.7秒を刻んだ。「調教駆けする方ではないので52秒台の時計なら上々。馬体は充実している。前走(5着)は直線で2度ほど詰まったが、自分のリズムなら安定感があるね」と野中師。8歳馬は元気一杯だ。
提供:デイリースポーツ