ビービーガルダンは栗東DPを軽快に駆け抜けた。楽な手応えで直線に向くと、サッと脚を伸ばしてフィニッシュ。5F64.4-36.8-12.2秒。前回阪急杯の最終追い切りは安藤勝が感触を確かめたが、今回は鳴海助手が務めた。領家師は「ジョッキーが乗ると気合が乗りすぎるので。オーバーワークにならないように」と説明した。
阪急杯は7着と本来の力を発揮できなかったが、休み明けを叩いた上積みはある。この中間は馬体も回復。指揮官は「前回の競馬当日は体が寂しそうに見えた。今回は状態もいいよ」と思惑通りの調整に手応えをつかんでいる。
トウショウカレッジは栗東坂路で松山(レースは川田)を背に単走追い。ほぼ馬なりで4F53.6-38.7-12.4秒をマーク。「先週やっているしサッと。
パーフェクトだな」と池添師。後方一気のイメージが定着しているが、今回はもう少し前で戦う。「前走後に川田君とも“もう少し前で”って話したんだ。勝ちを意識して乗ってもらう」とVを狙っていた。
提供:デイリースポーツ