後藤厩舎の2頭、
トウカイメロディと
ロードキャニオンは、ともに美浦北Bで最終調整。上位人気に支持されそうな前者に、後藤師は「体に張りがあるし雰囲気もいい。順調だね。馬場が多少渋ってもあまり気にならない」と重賞初Vへ気合が入る。また後者に関しても「絶好調。こういう状態のときに、未知の距離を試せるのはいいよね」と大駆けを狙う構えだ。
ジャパンCを除外されたうっぷんを晴らす。
ネヴァブションは美浦北の角馬場で乗り込まれたあと、Cを大きめに流して前日調整を完了。久々を2度使われたことで全体の雰囲気がピリッとしてきた。「不安な個所がなくなり、今年はずっと体調が安定している」と中鉢助手。「勝算が高いという意味では、JCよりこちら。中山も得意だから」と好勝負を誓った。
大穴ならこれか。金曜朝、激しい風雨に見舞われた美浦で、坂路とWを流して最終調整を終えた
グラスゴッドの気配がいい。「追い切りの動きも良かったし、力をつけている感じがするよね」と大江原師は目を細める。「けさの降雨で、開幕週といっても土曜の中山はめちゃくちゃ時計が速くならないのは助かる。スタミナはかなりあるからね」とうなずいていた。
提供：デイリースポーツ