29日、美浦の相川勝敏調教師(70)、栗東の島崎宏調教師(70)、中尾謙太郎調教師(70)、渡辺栄調教師(70)がそれぞれ定年・引退となった。
相川師は1974年7月開業で、JRA通算成績は4080戦310勝。重賞はトロットサンダーで95年のマイルCS(G1)、96年の安田記念(G1)を制すなど通算3勝。
島崎師は1966年3月開業で、JRA通算成績は7527戦577勝。重賞はタニノムーティエで70年の皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)を制すなど通算15勝。
中尾師は1976年7月開業で、JRA通算成績は5144戦490勝。重賞は
ファイトガリバーで96年の桜花賞(G1)を制すなど通算16勝。
渡辺師は1978年3月開業で、JRA通算成績は4719戦498勝。29日に1勝を挙げたが、通算500勝には届かなかった。重賞はフジキセキで94年の朝日杯3歳S(G1)、ジャングルポケットで01年の日本ダービー(G1)、
ジャパンC(G1)を制すなど通算29勝。91年には年間46勝を挙げて全国リーディングに輝いている。
また、美浦の佐藤征助調教師(65)も勇退する。JRA通算成績は3367戦310勝。重賞は
アサクサスケールで85年のクイーンS(G3)を制すなど通算8勝。