快速馬
ヘッドライナーが、初の新潟直千競馬に挑む。「(09年12月の)尾張Sを勝っているが、例年、今の時季は走るからね。直線5F戦でどんな競馬をしてくれるか楽しみ」と西園師は意欲を膨らませた。
連覇を期して臨んだ前走のCBC賞は2着に終わったが、調子は着実に上昇曲線を描いている。1週前追い(6日)は栗東坂路で4F50.2-36.2-11.9の好時計をたたき出した。「ジョッキーが乗ったのなら分かるが、調教助手が乗ってこの時計。それだけ状態がいいんだろう」と、好仕上がりに胸を張る。
この後は北九州記念(8月14日・小倉)から
セントウルS(9月11日・阪神)へ向かう見込み。その先にはもちろん、GIも見据える。実りの秋へと羽ばたくためにも、ここで大きく弾みをつけたい。
ルミエールS、バーデンバーデンCで連続3着の
シャウトライン。「物見対策として(前々走の)ルミエールSからブリンカーと
シャドーロールを装着しましたが、効果は十分ですね」と、新城助手は好走の要因を口にする。1週前追い切りでは、栗東坂路で4F55.4-12.7(仕掛け)をマーク。最後に仕掛ける程度だが、しっかりと反応して上々の動き。「7歳でも馬は元気いっぱいで、気合を乗せ過ぎないようにしているぐらいです。枠順や展開などがかみ合えばチャンスも」と手応えをつかんでいた。
提供:デイリースポーツ