小倉初参戦の
アドマイヤメジャーは七夕賞で6着に敗れた。「前走は2角でペースが落ちて、向正面半ばまで掛かっていたが、その割には最後は粘っていた。暑くなると同時に良くなるタイプ。力を出し切れれば」と友道師は前進を見据える。
ホワイトピルグリムは2走前の金鯱賞ではGIクラスを相手に、前走は急坂をこらえて連続4着。「いい状態をキープしている。小倉はうまいし、ハンデも55キロなら。きれいな馬場なら少々雨が降っても大丈夫」と鮫島師は意欲的だ。これまで小倉で2勝、京都で2勝、福島で1勝と平たんコースを得意にしている。函館記念を制した厩舎の先輩
キングトップガンに続き、サマー2000シリーズを盛り上げたい。
重賞連勝がかかる
イタリアンレッドは夏場に良績が集中する夏女。小倉でも4勝を挙げる。「調整は思い通りにできた。併せ馬ができる体調だったのがいい」と石坂師は出来に胸を張った。唯一の懸案事項はハンデ55キロだろう。「ひどい。54キロなら納得したが…」とみけんにしわを寄せた。
提供:デイリースポーツ