20日、阪神競馬場で行われたプロキオンS(G3・ダート1400m)は、小牧太騎手騎乗の2番人気
ニホンピロサート(牡6、栗東・目野哲也厩舎)が、道中3番手から直線坂下で抜け出すと、中団待機から直線伸びてきた1番人気
エイシンハンプトンに1.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは1分22秒3(良)。アタマ差の3着は好位5番手から抜け出した昨年の3着馬で9番人気
インタータイヨウ。なお、3番人気で7着に敗れたビワシンセイキの鞍上は、10Rで落馬負傷した安藤勝己騎手から安田康彦騎手に乗り替わっている。逃げた5番人気
ギャラントアローは、直線入り口で失速し9着に敗れた。
勝った
ニホンピロサートは、父スターオブコジーン、母ニホンピロポリーナ(その父ニホンピロウイナー)という血統。叔父には、99年南部杯(交流G1)を制した
ニホンピロジュピタ(牡9、父オペラハウス)、伯父に、94年CBC賞(G2)を制したニホンピロプリンス(牡15、父ニホンピロウイナー)がいる。03年
ガーネットS(G3)以来の重賞制覇で、重賞は通算2勝目。通算32戦10勝(うち地方1戦0勝)。小牧太騎手とのコンビでは3戦2勝、2着1回。
鞍上の小牧太騎手は、今年3月に地方・園田からJRAに移籍後、初の重賞制覇。
ローズバド(牝6、父サンデーサイレンス)で制したフィリーズレビュー(G2)、ロサード(牡8、父サンデーサイレンス)で制した01年小倉記念(G3)以来、重賞通算3勝目。管理する目野哲也調教師は、同馬の
ガーネットS制覇以来の重賞制覇で、重賞は通算10勝目。小牧太騎手、目野哲也調教師ともに、同レース初制覇。