11日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、武豊騎手騎乗の2番人気
アドマイヤフジ(牡2、栗東・橋田満厩舎)が、スタートで出遅れるも4角で中団まで追い上げると、4番人気
イブキレボルシオンに2.1/2馬身差をつけて差し切り勝ち。勝ちタイムは1分37秒5(良)。3/4馬身差の3着に1番人気
ペールギュントが入り、3番人気
エイシンボストンは5着に敗れた。
勝った
アドマイヤフジは、父が99年日本ダービー(G1)馬を制した新種牡馬アドマイヤベガ、母は97年ステイヤーズS(G2)2着の
アドマイヤラピス(その父Be My Guest)という血統。半兄に03年全日本2歳優駿(交流G1)を勝った
アドマイヤホープ(牡3、栗東・橋田満厩舎、父フォーティナイナー)がいる。牝系は、フサイチコンコルド(牡11、96年日本ダービー-G1)、今年の阪神大賞典(G2)を制したリンカーン(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)と同じ一族になる。アドマイヤベガ産駒は、JRA2歳戦初勝利。地方では、ウィナーズチャレンジ2歳OPを制した
エンドレスワルツ(牝2・北海道・田部和則厩舎)などがいる。