日本ダービーに出走するスピルバーグ(撮影:佐々木祥恵)
日本ダービーに出走予定の
スピルバーグ(牡3・藤沢和雄厩舎)は、横山典弘騎手が騎乗して、5月18日(金)に1週前追い切りを行った。前から
ロックバルーン(牡7)、
スピルバーグ、
ペルーサ(牡5)の順番で走り、最後の直線でも、1馬身ずつの間隔をあけての隊列のままで、フィニッシュした。
【追い切り後の藤沢調教師のコメント】
「使い込んでいますから、これで十分です。日曜(20日)には坂路でやって、最終追い切りは木曜日にやる予定でいます。良い体調はキープしていますよ。シンボリクリスエスとゼンノロブロイの時は、むしろかかってこいくらいの気持ちでしたが、今回は挑戦者の立場で臨みます。ただ、クリスエスやロブロイよりも、早くから使っていますし、完成度が高く、長い距離も合っていると思います。穏やかな性格の馬ですし、イレ込むタイプでもないですから、元々、2400mという距離は意識をしていました。2000mから徐々に慣らしながら使っていったので、その点でも、2400mはいいでしょう」(取材:佐々木祥恵)