シルクフォーチュンは栗東CWで4Fからの単走追い。2カ月ぶりの不安を一掃する軽快リハで好調を伝え、51秒4-36秒7-12秒2をマークした。藤沢則師は「しまい重点。この馬場でもしまいまでしっかりとしたフォームだった」と納得顔。中間は放牧には出さずに厩舎で調整し、「緩めずにやってきたし、
テンションを上げないように調教した」と仕上がりの良さに力強くうなずいた。
根岸Sを勝ち、続くフェブラリーSは2着。今年の滑り出しは順調だったが、前走のかしわ記念は6着に敗れた。「コーナーが4つだからハミを取るんじゃないかって思っていたけど、やはり掛かってしまった」。悔しそうにする指揮官だが、条件が好転する今回は前向きだ。「左回りは結果を出しているし、テンが速くなって上がりがかかれば」。直線の長い中京で一気に突き抜けるか。
栗東S6着の
インオラリオは、畑端(レースは小牧)が騎乗し、栗東坂路で4F54秒4-39秒3-12秒7。楽な手応えで
ヴィクトリースター(4歳500万下)と並入した。前走は馬場入場で放馬があっただけに「悔いが残るレース」と吉村師。「先週にやっているので今週は確認する程度。落ち着きがあり、いい状態できている」と体調面には太鼓判を押した。
提供:デイリースポーツ