クラシック候補の呼び声高い
エピファネイア(牡、父シンボリクリスエス、栗東・角居)が単勝1.2倍と断然の1番人気に応えて完勝。日米オークス馬
シーザリオを母に持つ良血馬がポテンシャルの高さを見せつけた。序盤は行きたがるそぶりを見せたが、3番手のインで我慢。直線ではそのまま最内を突いて一気に加速し、ほぼ追うところなく上がり3F33秒7の末脚で後続に1馬身3/4差をつけてゴールした。勝ちタイムは2分3秒0。激しい2着争いは8番人気の
ダンツアトラスに軍配。さらに鼻差の3着には7番人気の
テイエムダイパワーが入った。
福永は「想像していたけど、行きたがった。向正面で馬が納得してくれたけどね。コントロールができれば高い能力を持っているので。ペースが速くなった方が競馬しやすい。楽しみですよ」と飛躍を描く。角居師はホッとした表情でレースを振り返った。「前向き過ぎるけど、よく我慢してくれた。次はラジオNIKKEI杯2歳S(12月22日・阪神)へ」と重賞獲りに力を込めた。
提供:デイリースポーツ