抜群の二の脚で先手を奪った4番人気の
シベリアンスオード(牡、父シベリアンホーク、美浦・萱野)が上質の
スピードと勝負根性を示してデビューV。1番人気
フジマサマキシム(2着)と直線いっぱい繰り広げられた競り合いを、最後は鼻差で制した。勝ちタイムは1分12秒8。さらに7馬身差の3着には6番人気の
アルマディヴァンが入った。
「スタートは遅かったけど、気持ちのいい馬だから行っちゃった。そのあたりが課題だね。(力を)抜いて走れるようになれば」と田中勝は苦笑い。萱野師は「しぶとかったが、ひと息で走っている。これからの馬」と先々を見据えた。
提供:デイリースポーツ