CWで東京新聞杯1週前追い切りを行ったマウントシャスタ(撮影:井内利彰)
リゲルS2着後、ノーザンFしがらきに放牧へ出されていた
マウントシャスタ(栗東・池江泰寿厩舎)。1月16日に栗東へ帰厩し、坂路で調教を進められていたが、今朝は来週の東京新聞杯(2月3日・東京芝1600m)へ向けた1週前追い切りがCWコースで行われた。
初コンビとなるW.ビュイック騎手を背に2回目のハロー明け直後の馬場に登場。
ティアモブリーオを追走する形で進めて、前半は非常にゆったりとしたペース。2頭とも余力十分の形で直線に向くと、先に手綱が動いたのは
マウントシャスタ。それに反応して、しっかりと前へ出たが、ゴール前では手綱を緩めた
ティアモブリーオが後ろから迫って、ほぼ同入のような形でフィニッシュ。
直線は持ったままの手応えで突き抜ける、絶好調時の動きに比べると迫力がなかったのは、やはり帰厩して間がないという理由だろう。今週の追い切りを経て、来週の最終追いでどのような動きを見せてくれるか、注目してみたい。(取材・写真:井内利彰)