武豊騎手を背に弥生賞1週前追い切りを行ったキズナ(撮影:井内利彰)
武豊騎手が跨っての追い切りとなった
キズナ(栗東・佐々木晶三厩舎)は2回目のハロー明けのCWコースに登場。入場時に「離陸成功」という佐々木晶三調教師の言葉通り、煩い仕草を見せずにスムーズにキャンターに入って、
ダノンスパシーバを追走した。
6F地点で1秒以上後方から追走していたが、決して行きたがる素振りは見せず、スムーズな走り。4コーナーでは外を回って、直線で
ダノンスパシーバを交わすと、あとは相手を離す一方となった。決して速い時計が出ているような動きには見えなかったが、それでも6F83.6〜5F68.4〜4F53.4〜3F38.9〜1F12.4秒と、この時間帯では速い時計をマーク。なにより折り合いながら、ペースを上げることができた走りが印象的な追い切りだった。(取材・写真:井内利彰)