昨日20日(水)に名古屋競馬場(天候・雨、馬場状態・重)で行われた、中日新聞杯第36回名古屋大賞典(JpnIII・第9レース・1着賞金2100万円・1900m)は、12頭が出走した。
レースは、例によって地元・愛知の
サイモンロードが好スタートから先手を奪い、JRAの
エーシンモアオバーは2番手からの追走となった。その後ろ3番手に1番人気の
ホッコータルマエ、さらに
ランフォルセと差がなく続き、JRA勢が好位を占める展開。
2周目の向正面で、逃げる
サイモンロードに
エーシンモアオバーが並びかけ、これに見るように
ホッコータルマエもその直後につける。3コーナーを過ぎてからは
エーシンモアオバー、ホンコータルマエ2頭のマッチレース。その中、4コーナーから直線にかけ余裕十分の手ごたえで追い出した幸英明騎手と
ホッコータルマエが抜け出し、3馬身差の快勝。人気に応えた。2着に
エーシンモアオバーで、佐賀記念と同じ結果となった。さらに4馬身差の3着に
ダイシンオレンジが入り、上位3頭は全てJRA勢となった。
勝った
ホッコータルマエは父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(その父Cherokee Run)という血統の牡4歳鹿毛馬。JRA栗東・西浦勝一厩舎の所属。通算成績は15戦6勝で、重賞は3勝目。先月の佐賀記念に続き、重賞連覇となった。
提供:ラジオNIKKEI