23日、中京競馬場で行われた4R・3歳未勝利(芝1400m)で、好スタートから積極果敢に先手を奪った2番人気
ドラグレスク(牡3、栗東・本田優厩舎)が、ゴールまでその脚衰えずに逃げ切って優勝。騎乗していた中舘英二騎手(47歳、美浦・フリー)は、1984年3月4日のデビューから30年目で史上9人目、現役では6人目となるJRA通算1800勝を達成した。
得意戦法である、「逃げ切り」での勝利で見事に
メモリアルVを決めた中舘騎手は、ゴール入線後に力強い
ガッツポーズで喜びをアピールした。
お立ち台に上った中舘騎手はインタビューに応え、「あと1勝まで来てたのに勝てず、このまま勝てないんじゃないかという気持ちがありました。(1800勝という数字については)自分でも凄い記録で、最高に上手くいった結果だと思います」と振り返った。
背後に同騎手の「お面」を被った後輩騎手たちがズラリと整列する爆笑ムードの中とあって、雰囲気は終始なごやか。「全員ボクですね(笑)。一緒に競馬を盛り上げてくれる、大事な後輩たちです」と笑顔を見せた。
【中舘英二騎手プロフィール】
1965年7月22日生まれ(47歳)
1984年3月4日初騎乗
1984年5月6日初勝利
【主な重賞勝ち鞍】
1993年七夕賞(GIII) ツインターボ
1993年オールカマー(GII) ツインターボ
1993年阪神3歳牝馬S(GI)
ヒシアマゾン1994年エリザベス女王杯(GI)
ヒシアマゾン2007年スプリンターズS(GI)
アストンマーチャン