20日、大井競馬場で第54回京浜盃(3歳・ダ1700m・1着賞金2000万円)が行われ、スタートを決めて道中は3番手を追走した石崎駿騎手騎乗の2番人気ジェネラルグラント(牡3、船橋・出川克己厩舎)が手応えよく直線に向くと残り200mで抜け出し、中団追走から直線で脚を伸ばした1番人気アウトジェネラル(牡3、船橋・川島正行厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒1(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、中団やや後方グループを追走し、ゴール前で追い込んだ5番人気インサイドザパーク(牡3、船橋・林正人厩舎)が入った。なお、3番人気ソルテ(牡3、大井・寺田新太郎厩舎)は、ゴール寸前で交されてさらにクビ差の4着。
勝ったジェネラルグラントは、父ロージズインメイ、母グリントウィーク、その父スペシャルウィークという血統。昨年の全日本2歳優駿で地方所属馬最先着の2着に入り、NAR2012年の「2歳最優秀牡馬」に輝き、迎えた今年の初戦を3馬身差で完勝。この後に続く3冠ロード、羽田盃(大井1800m)へ向けても期待が膨らむ走りで2度目の重賞制覇。通算4勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ジェネラルグラント(牡3)
騎手:石崎駿
厩舎:船橋・出川克己
父:ロージズインメイ
母:グリントウィーク
母父:スペシャルウィーク
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:8戦4勝(JRA2戦0勝、重賞2勝)