13日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1600m)は田中勝春騎手騎乗の6番人気
トーヨークリス(牡2、美浦・成島英春厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、4番人気
タケデンビリーブに2.1/2馬身差を付けてそのまま逃げ切った。勝ちタイムは1分40秒8(重)。さらに1.1/4馬身差の3着には3番人気
テンザンキセキが入った。
勝った
トーヨークリスは、父Kris S.、母Jeano(その父Fappiano)という血統で、祖母バジーは
デラウェアH(米G1)の勝ち馬。母の従妹には今年の米2冠馬ス
マーティージョーンズ Smarty Jones(牡3、父Elusive Quality)の母アイルゲット
アロング I'll Get Along(牝12、父Smile)がいて、7日に行われたファシグティプトン・ノーベンバーセールにおいて500万ドル(約5億2800万円)で落札されている。Kris S.産駒は今年のJRA2歳戦初勝利となった。
東京5R・2歳新馬(芝1800m)は、田中勝春騎手騎乗の5番人気
エステヴァン(牡2、美浦・小島太厩舎)が、好位追走から直線半ばで先頭に立つと、大外を追い込んだ1番人気
コンラッドに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒0(良)。さらにクビ差の3着には3番人気
チョウカイキセキが入った。95年エリザベス女王杯(G1)を制した
サクラキャンドル(牝12)の半弟で、2番人気に推された
サクラペガサスは11着に敗れた。
勝った
エステヴァンは、父メジロライアン、母ロスケイ(その父Woodman)という血統で、半兄にJRA現5勝の
ロスタイム(牡6、栗東・武田博厩舎、父ブライアンズタイム)がいる。メジロライアン産駒は、今年のJRA・2歳戦5勝目。
福島競馬場で行われた2R・2歳新馬(芝1200m)は、中舘英二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)
マイネルアルビオン(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)が、好位追走から外に持ち出すと、逃げた6番人気
テイエムカチボシをクビ差し切って優勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。さらに7馬身差の3着には5番人気
キーハルカが入った。
勝った
マイネルアルビオンは、父が新種牡馬マイネルラヴ、母ゴールデンボタン(その父ダンサーズイメージ)という血統で、半兄にJRA現3勝の
マイネルレガリア(牡6、美浦・矢野進厩舎、父シルヴァーエンディング)がいる。マイネルラヴ産駒には小倉2歳S(G3)を制した
コスモヴァレンチ、カンナS(OP)を制した
マイネデセールなどがおり、JRA11頭目の勝ち上がりで、通算14勝目。