後続を離して先行した2頭が、直線でも激しい競り合いを展開してワンツーフィニッシュを決めた。たたき合い制してオープン勝ちを飾ったのは、逃げた5番人気の
ウインスプラッシュ(栗東・加用)。坂を上がって9番人気の
クールジョジョ(2着)が並びかけると、二枚腰を発揮して頭差で振り切った。勝ちタイムは1分22秒2。さらに1馬身3/4差離れた3着には1番人気の
モズハツコイが入った。
これで新種牡馬マツリダゴッホの産駒は、
ウインマーレライ(アスター賞をV)に続きオープン馬が2頭目に。「後ろからつつかれる追い切りをして、それを馬が分かってくれていたみたい。この感じだとマイルまでは持ちそう」と中井。加用師も「道悪でノメった前走(小倉2歳S14着)は参考外。前へ行って良さが出る馬」と満足げだった。
提供:デイリースポーツ