ベルシャザールが内の狭いところから抜け出し、人気に応え重賞初制覇(撮影:下野雄規)
10日、東京競馬場で武蔵野S(3歳上・GIII・ダ1600m)が行われ、道中は先団の後ろに付けたC.ルメール騎手騎乗の1番人気
ベルシャザール(牡5、栗東・松田国英厩舎)が、直線に入ってしばらく行き場がなかったものの、これを確保してからはしっかりと脚を伸ばして抜け出し、中団から伸びてきた3番人気
アドマイヤロイヤル(牡6、栗東・橋田満厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒3(良)。
さらにハナ差の3着に7番人気
ベストウォーリア(牡3、栗東・石坂正厩舎)が入った。なお、2番人気
ゴールスキー(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は
ベストウォーリアから1.1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
ベルシャザールは、父キングカメハメハ、母マルカキャンディ、その父サンデーサイレンスという血統。2011年の日本ダービー3着の実績がある馬だが、骨折による長期休養明けからはダートに路線を変更。1600万、オープン戦で勝ち星を挙げ、5戦目で初めての重賞勝利を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ベルシャザール(牡5)
騎手:C.ルメール
厩舎:栗東・松田国英
父:キングカメハメハ
母:マルカキャンディ
母父:サンデーサイレンス
馬主:社台レースホース
生産者:社台
ファーム
通算成績:15戦5勝(重賞1勝)