栗東最終調整を行ったエイシンフラッシュ(撮影:井内利彰)
調教馬場内の運動場で、ゆったりと歩かせ、運動した後、Cコースの正面入口から入場した
エイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎)。ゆったりとしたキャンターだったが、2コーナー付近で、前を走る
エアラギオールを見つけると、完歩が大きくなり、外から追い抜いて、向正面でキャンターを止めた。
その後、坂路馬場へ移動して、単走でのキャンター。入れ込むことなく、非常に
リラックスした雰囲気で駆け上がっていたが、次第にラップが速くなっていき、最後は前を走る
エアラギオールと併入する形。その分、時計が4F63.2〜1F14.6秒となった。
坂路の逍遥馬道から引き揚げてくる際は、落ち着いた様子なので、闘争心のスイッチのオンオフはしっかり切り替えられている。この雰囲気でレースに臨むことができれば、いいパフォーマンスが期待できるのではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)