水沢の北上川大賞典は、中央から転入したモズが逃げ切り初重賞制覇(写真提供:岩手県競馬組合)
8日、水沢競馬場で第36回北上川大賞典(3歳上・ダ2500m・1着賞金300万円)が行われ、先手を取った高橋悠里騎手騎乗の3番人気モズ(牡6、岩手・佐藤祐司厩舎)が、そのまま最後まで粘り切り、好位から追いすがる1番人気
ローレルカンタータ(牡7、岩手・村上実厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分43秒3(不良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に8番人気
トップチェッカー(牡5、岩手・佐々木由則厩舎)が入った。なお、2番人気
ヴェリイブライト(牡3、岩手・千葉幸喜厩舎)は7着に終わった。
勝ったモズは、父スペシャルウィーク、母ベストブート、その父Storm Bootという血統。今回がJRAから岩手へ移籍しての緒戦だったが、これを見事に制し初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆モズ(牡6)
騎手:高橋悠里
厩舎:岩手・佐藤祐司
父:スペシャルウィーク
母:ベストブート
母父:Storm Boot
馬主:千葉重雄
生産者:上水牧場
通算成績:31戦4勝(JRA30戦3勝・重賞1勝)