最後は力でねじ伏せた。中団から運んだ3番人気の
アルマエルナト(美浦・伊藤大)が差し切り勝ち。手応え良く外々を回って追い上げると、対照的にロスなくインをさばいた4番人気の
キンシノキセキ(2着)をゴール寸前で頭差とらえた。勝ちタイムは1分9秒5。さらに1馬身半差の3着は12番人気の
フリュクティドール。1番人気の
ヒカルカミヒコーキは2番手から正攻法の競馬をしたが、さらに鼻差の4着に終わった。
「うまく我慢してくれました。(ペース的に)上のクラスの方が競馬はしやすい」と勝浦はさらなる飛躍を予告。「函館でラチを壊したような馬。普段乗っている助手を褒めてあげたい」と語った伊藤大師は、ファルコンS(3月22日・中京、芝1400m)での重賞制覇を見据えていた。
提供:デイリースポーツ