さらなる飛躍を期す午(うま)年。その初戦へ向けて、
ヴェルデグリーンの準備は万端だ。美浦Wで僚馬
マイネルミラノ(4歳500万下)との併せ馬。4馬身追走から直線は外へ。左ステッキで気合を入れると、一完歩ごとに差を詰め、5F65秒9-37秒7-12秒8のタイムで最後は併入に持ち込んだ。
見た目には劣勢に映った内容となったが「相手は(ケイコで)動く馬。3週連続で時計が出ているし、きょうの動きも良かったよ」と相沢師は順調ぶりをアピールした。
昨春に3連勝で一気に本格化。爪の不安も克服して暮れは有馬記念の大舞台に立った。10着と結果は出なかったが、「勝ちに行ってのもの。強い相手に今後へつながる競馬はできた。今回のメンバーとなら変な競馬はできないね。笑われちゃうよ」と指揮官は笑顔。重賞初Vを決めた舞台で仕切り直しといく。
ケイアイチョウサンは美浦Wで
マクベスバローズ(4歳500万下)を3馬身追走。馬なりのまま1馬身先着した。6F81秒7-38秒5-12秒3。小笠師は「休み明けの前走(中山金杯5着)を使って順当に良化している。きょうの追い切りの動きも良かった。ここまで予定通り。外回りコースの今回は楽しみにしている」と色気たっぷりの口ぶりだった。
提供:デイリースポーツ