ハープスターが外から突き抜け、桜花賞へ向けて好スタートを切った
8日、阪神競馬場でチューリップ賞(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、後方2番手に構えた川田将雅騎手騎乗の1番人気
ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)が、外を回って直線に入り、ムチを使うこともなくあっさりと各馬を抜き去って、先団の後ろから脚を伸ばした4番人気
ヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒3(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気
リラヴァティ(牝3、栗東・石坂正厩舎)が入り、ここまでが4月13日に行われる桜花賞の優先出走権を手にした。なお、2番人気
プリモンディアル(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)は9着、3番人気
シャイニーガール(牝3、栗東・湯窪幸雄厩舎)は10着に終わった。また、高知から参戦した別府真衣騎手騎乗の12番人気
クロスオーバー(牝3、高知・別府真司厩舎)は12着だった。
勝った
ハープスターは、父ディープインパクト、母ヒストリックスター、その父ファルブラヴという血統。昨年はデビュー2戦目の新潟2歳Sを桁違いの末脚で圧勝。休み明けで臨んだ阪神JFはハナ差及ばず2着だったが、明け3歳緒戦のここで1.1倍というケタ違いの支持に応え、本番の桜花賞に向け弾みをつけた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ハープスター(牝3)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト
母:ヒストリックスター
母父:ファルブラヴ
馬主:キャ
ロットファーム
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:4戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年新潟2歳S(GIII)