1995年の報知杯4歳牝馬特別(当時・桜花賞
トライアル)を制した
ライデンリーダーが2日、病気のため死亡した。22歳だった。
同馬は父ワカオライデン、母ヒカリリーダー、その父ネプテューヌスという血統。94年6月に笠松でデビューし、そこから翌95年2月までに無傷の10連勝を飾った。この1995年はJRAのGIレースが地方所属馬にも開放された年であり、同馬は桜花賞
トライアルである報知杯4歳牝馬特別に参戦。ここで強烈な末脚を発揮し、無敗のままJRA重賞制覇を果たした。本番では1番人気に支持されるも4着に終わり、その後もオークス他、中央競馬に挑戦し続けるも勝ち星は挙げられなかった(JRA通算7戦1勝)。全24戦全てで当時笠松所属だった安藤勝己元騎手が手綱を取ったことでも知られる。
97年に引退後、北海道安平町の吉田牧場で繁殖牝馬(2008年に引退)となり、現在は同牧場に功労馬として繋養されていた。
【プロフィール】
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ライデンリーダー(牝22)
父:ワカオライデン
母:ヒカリリーダー
母父:ネプテューヌス
通算成績:24戦13勝(JRA7戦1勝・JRA重賞1勝)
主な勝ち鞍:報知杯4歳牝馬特別(GII)