重賞2着3回と勝ち切れないところはあるが、前走の勝ちっぷりに勢いを感じさせる
ラブリーデイが初重賞制覇を達成するのか、それとも昨年の勝ち馬
ムスカテールや、同条件のアルゼンチン共和国杯を制している
アスカクリチャンなどの巻き返しがあるのか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■6/1(日) 目黒記念(4歳上・GII・東京芝2500m)
ラブリーデイ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は故障などもあって順調に使ってこれなかった分まだ重賞を勝っていないが、2着は3回あるように力は確かなものを持っている馬。前走は直線に入口で他馬と接触し、あわや鞍上が落ちるかというような場面があったにもかかわらず圧勝して見せたように力を付けているし、勢いはメンバー中一番。ここは当然初重賞制覇の期待が掛かる場面だ。
ムスカテール(牡6、栗東・友道康夫厩舎)は昨年の勝ち馬。ここ2走はダートに使われて川崎記念では2着に入線。前走は崩れてしまったが、力落ちはあまりなさそうだ。今回は間隔をとって立て直されているだろうし、得意の舞台での巻き返しが期待される。
アスカクリチャン(牡7、栗東・須貝尚介厩舎)は昨秋に行われた同コースのアルゼンチン共和国杯を勝っている。その後の3走は結果が出ていないが、それぞれ敗因は明確で、順調な臨戦過程の今回は巻き返しが期待される。
その他、長丁場で安定感のある
ユニバーサルバンク(牡6、栗東・松田博資厩舎)、前走は結果が出なかったが有馬記念5着と力のある
タマモベストプレイ(牡4、栗東・南井克巳厩舎)、同じく有馬記念では4着と健闘した
ラブイズブーシェ(牡5、栗東・村山明厩舎)、着実に条件戦を勝ち上がってきた
アドマイヤブルー(牡5、栗東・橋田満厩舎)、前走でオープンに目処が立った
プロモントーリオ(牡4、美浦・萩原清厩舎)も上位争いが可能だろう。発走は17時00分。