右後肢の浅趾屈腱離脱のため引退したベルシャザール(写真は2013年ジャパンCダート優勝時)
昨年のジャパンCダートを制した
ベルシャザール(牡6、栗東・松田国英厩舎)が、右後肢の浅趾屈腱の離脱のため引退することが発表された。
同馬は、父キングカメハメハ、母マルカキャンディ、その父サンデーサイレンスという血統。2010年10月にデビューし、ス
プリングSで2着・日本ダービーで3着などクラシック戦線で活躍したが、4歳時に骨折し、長期休養を余儀なくされた。
昨年に休養から復帰後はダート路線に転向。1600万・オープン特別を勝って11月の武蔵野Sで重賞初制覇を飾ると、その勢いのままジャパンCダートも制して、最優秀ダート馬に選出された。今年はフェブラリーSで3着に入ったあとドバイワールドCに挑戦。結果は11着に終わり、帰国後は放牧に出されていたが、そこで前述の異常が確認された。
今後は種牡馬入りする予定。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ベルシャザール(牡6)
厩舎:栗東・松田国英
父:キングカメハメハ
母:マルカキャンディ
母父:サンデーサイレンス
馬主:社台レースホース
生産者:社台
ファーム
通算成績:18戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年ジャパンCダート(GI)