逃げの手に出てメイクデビューを制したマコトダッソー(右)=東京競馬場
東の一番星はダイワメジャー産駒だ。2番人気の
マコトダッソー(牡、美浦・水野)がスタートを決めて先手を主張すると、直線では後続の追撃を立て続けに浴びながらも最後まで先頭を譲らずに1分28秒0のタイムで逃げ切った。3/4馬身差の2着はゴール前で外から差を詰めた9番人気の
スマートプラネット、さらに3/4馬身差の3着が4番人気の
サンクタリリアス。なお、1番人気の
リミットブレイクは後方追走から直線で一度は勝ち馬に迫ったが、残り1Fで力尽きて4着に敗れた。
「新馬勝ち第1号になれて良かった」と笑顔を見せた蛯名は「ゴチャゴチャするところに入るよりもいいと思って逃げた。2歳にしては体がしっかりしているから、こんな馬場もこなせたのだろう。後ろが来たらまた伸びた」と中身の濃い勝ち方を評価した。次走は未定となっている。