セイコーライコウが差し切り、重賞初制覇を決めた(撮影:下野雄規)
3日、新潟競馬場でアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)が行われ、序盤は7〜8番手辺りで追走していた柴田善臣騎手騎乗の1番人気
セイコーライコウ(牡7、美浦・鈴木康弘厩舎)が、徐々に先行各馬を捕らえ残り200m切ったところで先頭に立ち、ゴール前で差を詰めた5番人気
フクノドリーム(牝3、美浦・杉浦宏昭厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは54秒3(良)。
さらにクビ差の3着に3番人気
アースソニック(牡5、栗東・中竹和也厩舎)が入った。なお、2番人気
フォーエバーマーク(牝6、美浦・矢野英一厩舎)は7着に終わった。
勝った
セイコーライコウは、父クロフネ、母ファインセイコー、その父サンデーサイレンスという血統。7歳を迎えた今年の始動戦となった1600万特別を制してオープンに昇格すると、続く韋駄天Sを快勝。函館スプリントSでも差のない4着に入り、韋駄天Sと同じ直線1000mに戻ってきたここで初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
セイコーライコウ(牡7)
騎手:柴田善臣
厩舎:美浦・鈴木康弘
父:クロフネ
母:ファインセイコー
母父:サンデーサイレンス
馬主:竹國美枝子
生産者:明治牧場
通算成績:24戦7勝(重賞1勝)
【勝利ジョッキー・柴田善臣騎手のコメント】
力通り走ってくれてホッとしました。(来年定年の)鈴木先生には特にお世話になっているので、なんとか恩返しをと思っていたので非常に嬉しいです。馬の様子次第で(今年は新潟で行われる)スプリンターズSに向かうかもしれないので、その時はまた頑張ります。