18日、浦和競馬場で行われたさきたま杯(4歳上、交流G3・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、小牧太騎手騎乗の1番人気
ニホンピロサート(牡7、栗東・目野哲也厩舎)が、道中先団から、直線逃げる3番人気
ブルーローレンスをクビ差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分25秒5(良)。さらに2馬身差の3着には8番人気トーシンブリザードが入った。
勝った
ニホンピロサートは、父スターオブコジーン、母ニホンピロポリーナ(その父ニホンピロウイナー)で、叔父に、99年南部杯(交流G1)勝ち馬の
ニホンピロジュピタ(父オペラハウス)、伯父に、94年CBC賞(G2)を制したニホンピロプリンス(父ニホンピロウイナー)がいる血統。同馬は、01年2月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、その後はダート短距離路線でコンスタントに勝ち星を挙げて、03年(5歳)初戦となった
ガーネットS(G3)で初重賞制覇。04年(6歳)にはプロキオンS(G3)、サマーチャンピオン(交流G3)を連勝している。昨年の南部杯(交流G1、6着)以来半年ぶりとなった前走、コーラルS(OP)では10着と敗れていた。通算37戦12勝(うち地方5戦2勝)。
鞍上の小牧太騎手、管理する目野哲也調教師共に同レース初勝利。