秋初戦のスワンSを悠々と逃げ切った
ミッキーアイル。マイルCSでは16着に惨敗した安田記念のリベンジが期待されるが、この中間は坂路で放馬するアク
シデント。それでも、「1週前は坂路でつまずいて放馬。心配をかけて申し訳ありません。ただ、外傷もなく問題はありませんでした」と平井助手が言うように、14日には浜中を背に栗東Eで15-15のキャンターを行い、元気いっぱいな姿を披露。大きな影響はなさそうだ。作戦についても「絶対に逃げなくてもいいけど、無理に抑える必要はない。この馬のリズムで走ることができれば」と主戦に一任の構え。自慢の快速で古馬を撃破し、真のマイル王の座を手に入れてみせる。
夏の新潟で連勝。マイル重賞で5勝(全6勝)を挙げる
クラレントの1週前追い切りは、栗東坂路で4F52秒2-13秒2(一杯)。鋭い反応を見せて古馬オープンの
シャイニーホークに1馬身先着と、好調をキープしている。騎乗した田辺は「1週前の動きは上々。2カ月ぶりですが、状態は変わらずいいですね」と手応えを感じ取った様子で、「右回りは何とも言えませんが、乗りにくさがなくてスタートも上手な馬。前めでレースをするので、坂のないコースも合っていると思う」とコース変わりも気にしていない。サマーマイル王に輝いた勢いを持ってすれば、悲願のGIタイトル奪取も夢ではない。