「3歳新馬」(京都5R・芝2000m)
血統馬が好スタートを切った。2番人気の
オメガゴールドレイ(牡、父キングカメハメハ、栗東・松永幹)が、2分6秒1のタイムでデビュー勝ち。道中は好位の外めを追走。直線ではマイペースの逃げから粘り込みを図る3番人気
アグネスエーデル(2着)との叩き合いを鼻差で制して、見事に勝利を収めた。祖母に伊1000ギニー(GII)の勝ち馬
エリンバード、母の妹に11年のオークス馬
エリンコートがいる良血馬で、今後の活躍が大いに期待される。上位2頭から1馬身半差の3着は最内から伸びた7番人気
サンライズフルール。1番人気に支持された
レパードクリフは終始、おっつけながらの追走で最後まで見せ場なく6着に敗れた。
岩田は「馬っ気が強かったが、競馬に行ったら乗りやすかった。これからもっと良くなる」と将来性を約束する。松永幹師は「まだ子どもでこれからの馬だが、オーナーから“慌てずじっくり”と言ってもらえたのが良かった」とホッとした表情だった。