レッドリヴェールの今浪厩務員は「430キロ台で臨めれば」とコメント
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タガノエトワール=東京への輸送は初めてだが「タフな馬だから問題ないですよ」と、小園調教厩務員は余裕の表情だ。前走の難波Sはこれまでの後方待機から一転、好位から抜け出した。「ああいう競馬ができれば、最内枠を生かせるんじゃないかな」とレースのイメージを描いた。
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カフェブリリアント=美浦坂路でラスト1Fを15秒8と大きめに流したあと、美浦南Aで軽めのキャンターを消化。堀師は「内容が良かった前走後も順調に仕上がっています。好レースを期待しています」と、GI初制覇へ意欲満々だ。
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スイートサルサ=レース前日は美浦南Aを1周半。程良く気合が乗っており、前走の福島牝馬S快勝後も好調を維持している。菊川師は「精神面が成長したのが大きい。我慢ができるようになり、現在の充実ぶりにつながっている」と目を細めていた。勢いに乗ってGI制覇を狙う。
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レッドリヴェール=昨年のダービー(12着)以来、2回目の府中入り。「あの時は馬運車の中、到着後の馬房の中とイレ込みがきつくて。今回は馬運車の中では結構落ち着いていたからね」と今浪厩務員。「放牧から帰厩した直後、前走時、今回の木曜の計測時とずっと436キロをキープできているからね。430キロ台で臨めれば」と期待を込めた。
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ストレイトガール=土曜の午後に東京入り。馬房の周りをゆったりと歩かせて気持ちを整えた。「去年は前日輸送と府中が初めてだったので興奮していましたが、(2度目の)今年は最初こそキョロキョロしていましたが、すぐにおとなしくなりましたよ」と田中助手は笑顔を見せた。
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ディアデラマドレ=土曜の昼前に東京入り。酒井助手は「落ち着いていました。輸送は問題なくクリアしましたね」と笑顔でうなずく。前走のマイラーズCは7着に敗れたが、久々をひと叩きして状態は思惑通りに上昇カーブを描いている。「賢くて、レースが近いことを自分で分かってくれる馬。馬体重も前走(452キロ)と同じくらいで臨めそうです」と万全の仕上がりを強調した。