14日、大井競馬場で行われたトゥインクルレディー賞(3歳上牝、南関東G2・ダート1600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の8番人気
コウエイソフィア(牝5、大井・高橋三郎厩舎)が、スタート直後から積極果敢に先頭に立つと、直線に入っても脚色衰えず後方から追い込んだ4番人気
セイエイシェーンの追撃を1/2馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは1分39秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には外から脚を伸ばした3番人気
エトワールフルーヴが入った。
勝った
コウエイソフィアは、父フォーティナイナー、母ダンツビューティー(その父ホリスキー)という血統。半姉に98年小倉3歳S(GIII)勝ち馬の
コウエイロマン(父マークオブディスティンクション)、叔父には93年セントライト記念(GII)勝ち馬の
ラガーチャンピオン(父ホリスキー)がいる。02年7月栗東・橋口弘次郎厩舎からデビューし、03年に美浦・中野渡清一厩舎に転厩。JRA時代に通算2勝を挙げて、04年夏に大井・高橋三郎厩舎に転厩。大井移籍2、3戦目(ながつき賞、神無月賞)を連勝し、同年11月のTCKディスタフ(南関東G3)に挑戦するも7着に敗れている。今年に入ってからはTCK女王杯(交流GIII)で6着など、成績が出ていなかったが3走前の北極星賞では勝利を収めていた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を24戦6勝(JRA12戦2勝)とした。