15日、3月に行われた
マーチS(GIII)を制したクーリンガー(牡6、栗東・岩元市三厩舎)が左前浅屈腱炎を発症したことがわかった。完治までに要する期間は未定。
クーリンガーは父フォーティナイナー、母クールアライヴァル(その父Relaunch)という血統。全姉に99年の葵S(OP)を勝つなどJRA・5勝を挙げた
クールネージュがいる。同馬は02年1月にデビューし、02年サラブ
レッドチャレンジC(交流GIII)で重賞初制覇を達成。ダート戦線で活躍し、04年佐賀記念(交流GIII)、04・05年名古屋大賞典(交流GIII)に優勝した。さらに今年3月、
マーチS(GIII)を制し、JRA重賞初制覇(重賞通算5勝目)を飾ると、その後の東海S(GII)、帝王賞(GI)、マーキュリーC(交流GIII)は全て5着と堅実な走りを続けていた。通算成績は40戦9勝(うち地方15戦4勝)。