「2歳新馬」(福島6R・芝1200m)

　スピードを武器に勝利をつかんだ。6番人気のミキノドラマー(牡、父ショウナンカンプ、美浦・南田)が1分10秒4のタイムで快勝デビュー。逃げる8番人気のヒマラヤキンランと2頭で後続を5馬身ほど離した先行争い。3角手前で強気にかわして先頭に立つと、直線でもセーフティーリードを保って押し切った。ヒマラヤキンランがそのまま粘って2馬身差の2着。さらに1馬身半差の3着は5番人気のシェヴェルニー。1番人気のマザックヤースは差を詰め切れず4着。アストンマーチャンの半妹で2番人気のラパンノワールは序盤でスピードに乗れず7着に終わった。

「追って甘いので、なるべくセーフティーリードを取りたかった。まだ馬が若くて、体も大きくなると思う」と西田。南田師は「素直な馬。次も短いところでしょう」と短距離戦線での飛躍を期待していた。