女王アシャド、前走から巻き返しG1・7勝目

2005年10月02日 14:42

 現地時間1日、米ベルモントパーク競馬場で行われたベルデイムS(3歳上牝、米G1・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の1番人気アシャド Ashado(牝4、米・T.プレッチャー厩舎)がハッピーチケット Happy Ticketに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分48秒88(良)。さらに1/2馬身差の3着にはソサイエティーセレクション Society Selectionが入った。

 勝ったアシャドは父Saint Ballado、母Goulash(その父Mari's Book)という血統。1歳時にキーンランドのイヤリングセールにて17万ドル(約1870万円)で落札された。03年スピナウェイS(米G1)で初G1制覇を果たし、04年はケンタッキーオークス、CCAオークス、BCディスタフ(すべて米G1)を制して米3歳牝馬チャンピオンに輝いている。今年は連敗スタートで、3走前のオグデンフィップスH(米G1)で巻き返しG1・5勝目。前々走のゴーフォーワンドH(米G1)でも後続を9.1/2馬身突き放す圧勝と実力を見せつけたが、前走のパーソナルエンスンH(米G1)では4着と敗れていた。通算成績20戦12勝(G1・7勝、重賞11勝)。

 同馬は11月に開催されるキーンランド・ノヴェンバー・ブリーディングストックセールに繁殖牝馬として上場される予定となっている。

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