凱旋門賞馬バゴ、日本で種牡馬入り

2005年10月07日 18:44

 7日、昨年の凱旋門賞(仏G1)の勝ち馬バゴ Bago(牡4、仏・J.ピース厩舎)を、JRAが購入したことが分かった。同馬は、現地時間10月29日に、米・ベルモントパーク競馬場で行われるブリーダーズCターフ(米G1・芝12f)から、11月27日に東京競馬場で行われるジャパンC(GI)に向かう予定で、ジャパンCを最後に現役を引退。JRAに所有権移転後、日本軽種馬協会に寄贈され種牡馬生活を送る予定となっている。

 バゴは、父Nashwan、母Moonlight's Box(その父Nureyev)という血統。近親にマキャベリアン Machiavellian(父Mr.Prospector、サラマンドル賞-仏G1)、ウェイオブライト(父Woodman、グランクリテリウム-仏G1)、シンコウカリド(父Silver Hawk、セントライト記念-GII)などがいる。03年8月のデビュー以来、無傷の6連勝でパリ大賞典(仏G1)などG1を3勝。英インターナショナルS(英G1)で初の敗戦(3着)、続くニエル賞(仏G2)でも3着に敗れたが、凱旋門賞(仏G1)では見事に巻き返して優勝。04年の欧州最優秀3歳牡馬に選出された。今年は初戦のガネー賞(仏G1)を快勝するも、タタソールズゴールドC(愛G1)では2着、サンクルー大賞典(仏G1)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)ともに3着と勝ち切れないレースが続き、連覇を狙った凱旋門賞も、勝ったハリケーンラン Hurricane Run(牡3、仏・A.ファーブル厩舎)から3.1/2馬身差の3着に敗れていた。通算成績14戦8勝(G1・5勝)。

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