9日、東京競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1800m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気ジャリスコライト(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中団追走から直線で先に抜け出した1番人気マイネルスケルツィを1.1/2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分50秒8(良)。さらに4馬身差の3着には6番人気グレッグスリズムが入った。
勝ったジャリスコライトは、父ファンタスティックライト、母Chancey Squaw(その父Chief's Crown)という血統。半兄に01年香港C(香G1)勝ち馬で、GI・6勝(海外含む)を挙げたアグネスデジタル(父Crafty Prospector)、04年毎日杯(GIII)を2着と好走しているシェルゲーム(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)がいる。新種牡馬ファンタスティックライトは、JRA現2歳世代で初の勝ち上がりとなった。