現地時間8日、米・ベルモントパーク競馬場で行われた米シャンペンS(2歳、米G1・ダート8f)は、J.ベイリー騎手騎乗の1番人気ファーストサムライ Firsts Samurai(牡2、米・F.ブラザーズ厩舎)が直線手前から仕掛けて先頭に立ち、2番人気ヘニーヒュージズ Henny Hughesを2.3/4馬身差突き放して快勝した。勝ちタイムは1分36秒29(不良)。さらに9.3/4馬身差の3着にスーパーフライ Superflyが入った。
勝ったファーストサムライは、父Giant's Causeway、母Freddie Frisson(その父Dixieland Band)という血統の米国産馬。従兄に03年フランクJドフランシス記念ダッシュS(米G1)勝ち馬のアフエヴォ A Huevo(父Cool Joe)、近親にカーターH(米G1)など米G1・3勝を挙げ、日本でも種牡馬生活を送ったハウスバスターがいる。デビュー戦のメイドンレース(2歳、ダート6f)で5.1/2馬身差、2戦目のアローワンスレース(2歳、ダート6f)でも6馬身差と圧勝。前走のホープフルS(米G1)でも4.1/4馬身差をつけG1初制覇を決めていた。通算成績4戦4勝(G1・2勝)。