危なげなく押し切ったヒルトンヘッド(右)=新潟競馬場
「2歳新馬」(新潟5R・芝1400m)
圧倒的な人気に応える快勝だ。スタートを決めた1番人気の
ヒルトンヘッド(牡、栗東・角田)が1分23秒5のタイムで逃走V。難なく主導権を握ると、豊富な
スピードを見せつけるように快調にラップを刻む。最後まで後続に追撃の隙を与えない内容で初陣を飾った。12年NHKマイルCを無傷4連勝で制した
カレンブラックヒル、14年ユニコーンSの覇者
レッドアルヴィスは母の半弟にあたる。なお、1馬身3/4差の2着は好位の外めを運んだ5番人気の
アートラヴァーでダイワメジャー産駒のワンツー。さらに3/4馬身差の3着には8番人気のマーガレットが入った。
後続の追撃を楽に振り切った内容に、M.デムーロは「
スピードがある。距離はマイルまでなら大丈夫」と納得の表情。「少し左にもたれたから、右回りの方がいいかもしれない」と今後の見通しを語った。