12日、川崎競馬場で行われたロジータ記念(3歳牝、南関東G2・ダート2100m、1着賞金1600万円)は、張田京騎手騎乗の3番人気グローバルリーダー(牝3、船橋・佐藤賢二厩舎)が、中団追走から直線で逃げた4番人気ナイススマイルワンを2馬身捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分15秒8(重)。さらに2.1/2馬身離れた3着には2番人気ジュエルシャネルが入った。1番人気に推されたテンセイフジは、最後方追走から追い上げるも4着に敗れた。
勝ったグローバルリーダーは、父テンビー、母ホクショウマリー(その父テイオーソロン)という血統。05年1月に迎えたデビュー戦(ダート1000m)で初勝利。2戦目(ダート1600m)は4着に敗れるも、3、4戦目(ダート1400、1600m)を連勝し、8月に水沢競馬場で行われたひまわり賞(ダート1900m)では3着と好走している。前走サファイア特別(ダート1600m)2着から、ここに臨んでいた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を7戦4勝とした。
鞍上の張田京騎手は、ヤマノリアルで制した99年以来、同レース2勝目。管理する佐藤賢二調教師は、同レース初制覇。